囲碁の本

わが天才棋士・井山裕太: 石井 邦生: 本

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わが天才棋士・井山裕太

わが天才棋士・井山裕太

出版社/著者からの内容紹介

現在日本囲碁界で注目を集めているのは、20歳の天才棋士・井山裕太である。2005年、16歳で阿含桐山杯全日本早碁選手権で優勝、2008年には名人戦リーグを勝ち抜き、名人位に挑戦するも、惜しくも3勝4敗で敗れる。そして2009年、2期連続で名人戦挑戦に躍り出た。6歳のときから、井山の才能を見抜き、門下生に加えた、師匠・石井邦生九段が井山の成長の過程と強さの秘密を解剖、解説する。

内容(「BOOK」データベースより)

2期連続囲碁名人挑戦。天才の素顔と成長の記録。

出版社からのコメント

<担当編集者からのコメント>
 2008年9月12日「大和證券杯ネット囲碁グランドチャンピオン戦」の表彰式が東京大手町で開催された。井山裕太八段が優勝を果たし、その表彰式に出席した。工藤紀夫九段からの挨拶が印象的だった。
「井山裕太くんはまだ19歳、日本囲碁界のホープである。師匠の石井邦生九段は1,000局以上もインターネットを使って鍛えたと聞いています。師匠と弟子が1,000局も稽古するとは前代未聞のことだと思います」。
 私はとっさに石井九段に近づき、井山裕太の本を出さないかと提案した。スターの存在なくして、その世界の大きな飛躍はない。囲碁界の発展のためにも、井山八段をスターに持ち上げたいと。石井先生は"日本囲碁界のためなら、お断りできないでしょう"と、快諾された。
 集英社らしさを出すためにも、巻末で「ヒカルの碁」原作者と井山八段の対談が実現した。ヒカルの秘密と日本囲碁界の問題点も浮き彫りになったと思う。

著者について

石井 邦生(いしい くにお)
昭和16年10月20日生。福岡県出身。28年日本棋院院生。31年入段、11月二段、48年、49年本因坊戦リーグ入り、53年九段。昭和57年、平成2年名人戦リーグ入り、棋聖戦最高棋士決定戦進出4期、平成5年テレビ囲碁番組制作者会賞受賞。日本棋院関西総本部所属。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

石井 邦生
昭和16年10月20日生まれ。福岡県出身。昭和29年日本棋院院生。昭和31年入段、同年11月二段。昭和48年、49年本因坊戦リーグ入り、昭和53年九段。昭和57年、平成2年名人戦リーグ入り。棋聖戦最高棋士決定戦進出4期。平成5年テレビ囲碁番組制作者会賞受賞。日本棋院関西総本部所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次

第一章:名人戦に躍り出たわが弟子
第二章:出会いと入門 
第三章:修行の日々 
第四章:開花、躍進 
第五章:ついに頂点へ 
第六章:私が見た名人戦 第33期挑戦手合+第34期リーグ戦
第七章:わが弟子に託す夢
第八章:【特別対談】「ヒカルの碁」原作者ほったゆみVS.井山裕太