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アマが理解できない4つの常識 (マイコミ囲碁ブックス): 武宮 正樹: 本

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アマが理解できない4つの常識 (マイコミ囲碁ブックス)

アマが理解できない4つの常識 (マイコミ囲碁ブックス)

内容紹介

地を取るよりも、形を整えよ!
「自然流」武宮九段が、上達を妨げているアマ特有の4つの感覚を指摘し、矯正します。
なかでも最もやっかいなアマの悪癖は、訳も分からず地を欲しがること。地はあくまで最終的な結果であるにも関わらず、アマは常に地のことばかり考えています。しかし実際には「身分をわきまえることと、良い形をたくさん作ることを心がけていれば、結果的に勝つことができる」と武宮九段は説きます。
囲碁観がガラリと変わり、勝率がアップするだけでなく、楽しく打てるようになる一冊です。

内容(「BOOK」データベースより)

「自然流」武宮九段が、アマが強くなるための4つの条件を詳解。いかに形を崩さないことが大切であるかが実感できる一冊。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

武宮 正樹
昭和26年1月1日生まれ。東京都出身。田中三七一七段に師事。40年木谷實九段に入門。同年入段、52年九段、石田芳夫九段、加藤正夫九段と木谷門三羽烏の一人。43年、17歳で第5期プロ十傑戦八位入賞。46年第27期本因坊リーグ初参加。51年第31期本因坊位を獲得、63年まで通算6期本因坊位に就く。昭和63年、平成元年世界富士通杯二連覇。平成元年NHK杯、2年第28期十段戦で初の十段位獲得、3年、4年防衛。3年鶴聖戦初優勝。平成7年第20期名人戦初挑戦で名人位に就く。TVアジア選手権四連覇。首相杯争奪戦優勝2回、早碁選手権優勝1回、大手合第1部2回、第2部1回優勝。NECカップ優勝2回。秀哉賞受賞1回。ジャーナリストクラブ賞、テレビ囲碁番組制作者会賞受賞。棋道賞受賞12回(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次

まえがき

序 章 上達の秘訣
1.碁が強くなる近道
2.アマが気づかない「傾向と対策」
3.強くなるために必要な4つの常識
4.まとめ~強くなるための条件~

第1章 相手が打ちたいところに打つ
テーマ図1 割り打ちに対して
テーマ図2 響くかどうかが重要
テーマ図3 石の強弱を判断せよ
テーマ図4 地か模様か
テーマ図5 どの程度の狙いか
テーマ図6 ツグかツガぬか
テーマ図7 攻めたい石には…?
テーマ図8 広げるか芯を入れるか
テーマ図9 相手が打ちたい所は?

第2章 地は囲わない
テーマ図1 大事にしたい方向は?
テーマ図2 荒らしにいくか構えるか
テーマ図3 地か手厚さか
テーマ図4 中盤の焦点
テーマ図5 切り違ってからの攻防
テーマ図6 焦点はどの石?
テーマ図7 攻防の急所

第3章 身分をわきまえる
テーマ図1 どのように攻めるか
テーマ図2 模様に突入
テーマ図3 判断基準は石の強弱
テーマ図4 どこに石を向かわせるか
テーマ図5 助けるべきか
テーマ図6 逃げるか捨てるか
テーマ図7 どこまで頑張るか
テーマ図8 急場は終わっているのか
テーマ図9 立場を考える
テーマ図10 全局的に判断する
テーマ図11 トブか三々か
テーマ図12 トブかヒラくか
テーマ図13 石の攻め方
テーマ図14 中に入るか上から消すか
テーマ図15 大きい方は?
テーマ図16 黒はどう対処する?

第4章 愚形を作らない
テーマ図1 形の急所
テーマ図2 1子の価値を判断せよ
テーマ図3 手を入れるか大場に向かうか
テーマ図4 切り違いの後のノビ
テーマ図5 石の形を崩さない
テーマ図6 味を残さない
テーマ図7 捨てるか捨てないか
テーマ図8 前問との違いは?
テーマ図9 目をつぶっても…
テーマ図10 引くかノビるかハネるか
テーマ図11 二段バネか、それとも…
テーマ図12 ハネ出すかブツカるか
テーマ図13 強く戦うための守り方
テーマ図14 形を崩されないように
テーマ図15 石を取るか形を取るか
テーマ図16 狙いをもった急所
テーマ図17 三々突入後の生き方
テーマ図18 どっちにカケツぐ?
テーマ図19 狙いを持った守り