囲碁の本明治の碁―本因坊秀栄の生涯

ブラウズ

虚飾を排し、金銭に恬淡であった秀栄。権力に迎合も反逆もしなかった清廉な碁士…。囲碁会の高峰を極めた、偉大な明治の典型的な碁士の生涯とは。『囲碁クラブ』での連載をまとめて刊行。

右遠俊郎
1926年岡山市生まれ。日本民主主義文学同盟員、日本文芸家協会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

紋明け前の碁士たち
秀和、晩年の悲境
ひびわれた名器・秀悦
囲碁会の新しい波
画期的な『囲棋新報』の発刊
本因坊家孤立の日々
第十七世本因坊秀栄の誕生
秀甫と秀栄の和解
秀栄、ふたたび本因坊へ
秀栄と囲碁奨励会
秀栄、円熟から孤高へ
秀栄、その栄光につつまれた死

囲碁の本