囲碁の本

遊芸師の誕生―碁打ち・将棋指しの中世史 (平凡社選書): 増川 宏一: 本

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遊芸師の誕生―碁打ち・将棋指しの中世史 (平凡社選書)

遊芸師の誕生―碁打ち・将棋指しの中世史 (平凡社選書)

内容(「BOOK」データベースより)

現在では、碁や将棋が賭博でなく深遠な頭脳ゲームであることを疑う人はいない。しかしかつて碁打ちや将棋指しは、特殊な遊戯を扱う博奕者であった。中世における博奕者は、どのような経過をたどって近世に遊芸師として成長したか。『実隆公記』『言継卿記』『言経卿記』をはじめ、公家や僧侶の日記を克明に分析し、今まで謎につつまれていた中世の碁打ち、将棋指しの姿を、初めて史料的に跡づけた画期的労作。

目次

第1章 遊戯用具
第2章 愛好者の増加
第3章 碁打ちの登場
第4章 普及の過程
第5章 碁打ち、将棋指し
第6章 遊芸の認知
第7章 継続と発展
第8章 今後の課題