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依田流 並べるだけで強くなる古碁名局集 (マイコミ囲碁ブックス): 依田 紀基: 本

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依田流 並べるだけで強くなる古碁名局集 (マイコミ囲碁ブックス)

依田流 並べるだけで強くなる古碁名局集 (マイコミ囲碁ブックス)

内容紹介

呉清源師 推薦! 依田が感動した 究極の熱闘譜
「歴代の棋士たちが命がけで残した棋譜は、熱気を感じます。たとえこの世を去ったとしても、棋譜のなかで生き続けていくのです」と、著者・依田紀基九段は話します。
本書は、依田九段が感動した古碁名局全32局を厳選した一冊です。本因坊家の棋士たちや呉清源師が命がけで残した熱闘譜を、依田九段の研究成果、感じたこと、長年の疑問などを中心に解説していきます。同時に、対局当時のエピソード、依田九段のエッセイなどもふんだんに盛り込まれています。
並べれば並べるほど強くなり、読めば読むほど感動する一冊です。

内容(「BOOK」データベースより)

本因坊家の棋士たちや呉清源が命がけで残した名局全32局を、依田が驚くべきポイントをあげながら解説。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

依田 紀基
昭和41年2月11日生。北海道岩見沢市出身。安藤武夫七段に入門。原幸子四段は夫人。55年入段、平成5年九段。日本棋院東京本院所属。昭和56年棋聖戦初段戦優勝。昭和58年棋聖戦四段戦優勝。第8期新人王戦優勝。昭和59年18歳で名人戦リーグ入り。昭和61年NEC俊英優勝。新人王戦優勝。新鋭トーナメント優勝。昭和62年棋聖戦六段戦優勝。新人王戦優勝。新鋭トーナメント優勝。平成元年新人王戦優勝。平成2年新人王戦優勝。棋聖戦七段戦三年連続優勝。平成7年第33期十段戦で初の十段位。平成8年第34期十段戦で初防衛。第21期碁聖戦で碁聖奪取。第1回三星杯で世界戦初優勝。平成9年第3期JT杯星座戦初優勝。第22期碁聖戦防衛。平成10年第23期碁聖戦防衛。3連覇。平成12年第25期名人戦で初の名人位獲得。第47回NHK杯優勝で3連覇。平成13年第26期名人戦初防衛。平成14年第27期名人戦防衛。第24期鶴聖位獲得。平成15年第28期名人戦防衛。第28期碁聖戦で碁聖奪取。平成16年第29期碁聖戦防衛。平成17年第30期碁聖戦防衛。3連覇・通算6期。平成18年第7回農心杯で主将として3連勝し、日本を初優勝に導く。NHK杯優勝5回。NEC杯優勝3回。通算タイトル獲得数35。昭和56年棋道賞敢闘賞。昭和57年棋道賞新人賞。昭和61年棋道賞殊勲賞。昭和63年棋道賞連勝記録賞・敢闘賞。平成元年棋道賞最多勝利賞・勝率第1位賞・連勝記録賞・最多対局、4部門独占は史上初。平成5年棋道賞優秀棋士賞。平成10年棋道賞国際賞。平成12年棋道賞優秀棋士賞。平成15年棋道賞優秀棋士賞。平成15年秀哉賞初受賞。平成18年棋道賞国際賞。平成19年通算900勝達成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次

はじめに

第1章 道策
1.院生の思い出
2.道策生涯の一局

第2章 秀和
1.常識を疑う。鵜呑みにしない
2.温故知新
3.躍動感を感じる
4.わざとまずそうにするのもプロの芸
5.人生に活用できるモタレを堪能
6.モタレの構想
7.コロンブスの卵

第3章 秀策
1.秀策流とは
2.息づかいが伝わってくる
3.何をやっているのだろう?
4.厚くしておきたい
5.感動した!
6.発想するすばらしさ
7.耳赤の一局

第4章 秀甫・秀栄・秀哉
1.心意気を感じた
2.いつから見ているのか
3.囲碁史上に残る激戦

第5章 呉清源 前編
1.不思議な碁
2.躍動感
3.玄妙な捨て石
4.本当に大切なことは難しくない
5.故きを温ねて新しきを知る
6.捨て石のおもしろさ

第6章 呉清源 後編
1.凡人には気がつかない
2.木谷先生、信念の一手
3.悪手で良くなる
4.The 手筋
5.四線は「勝線」なのか?
6.碁になるとは、すごい
7.手筋はタイミング


エピソード1 趙先生と飲んだとき
エピソード2 囲碁史に残る事件!?

エッセイ1 古いのが新しく、新しいのが古い
エッセイ2 名局を並べよう
エッセイ3 正解なんてない
エッセイ4 疑ってかかる
エッセイ5 秀策の時代
エッセイ6 天からのお告げ
エッセイ7 地位が人間を作る
エッセイ8 情報
エッセイ9 呉清源先生との対局
エッセイ10 碁打ちの本望

出版によせて