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新・呉清源道場〈4〉戦いの急所: 呉 清源: 本

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新・呉清源道場〈4〉戦いの急所

新・呉清源道場〈4〉戦いの急所

内容(「BOOK」データベースより)

プロが集う呉清源研究会を再現するシリーズ4作目。どの石を攻めるのか、どこを守るのか。常識にとらわれず、自然な発想で打てば中盤も難しくないことを教えてくれる一冊。

出版社からのコメント

プロが集う呉清源研究会を再現するシリーズ4作目。 今回は日本棋院の佃亜紀子四段の実戦譜を題材に、呉先生が検討を加える。布石だけでなく、中盤の戦いも難しく考えることはないことを解説。定石だから打つのではなく、常に石の弱点を考えていれば、打つところは自然に決まってくることを納得させられる一冊。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

呉 清源
1914年5月19日、中国福建省に生まれる。7歳の時に父より囲碁を学び、1928年14歳で来日。瀬越憲作名誉九段に入門。翌年飛付三段、1942年八段、1950年日本棋院より九段位を推挙される。1933年木谷実六段と新布石法を発表、同年日本選手権戦で優勝。1939年木谷実七段と打込み十番碁を開始、以後、雁金準一、藤沢庫之助との十番碁を経て、1946年から橋本宇太郎、岩本薫、藤沢、坂田栄男、高川格をことごとく先相先ないし定先に打ち込み、第一人者として君臨。抜群の戦績と華やかな芸風で常に棋界一の実力者として遇せられた。1983年引退。1986年香港中文大学栄誉博士号。1987年勲三等旭日中綬章。1992年、21世紀の碁を発表、翌年より21世紀の碁研究会を主催する。数多くの棋士が参加し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次

どこが大きくなるかを見極める
妖刀定石その後の戦い方
主導権をとるための工夫
相手に楽をさせず、自分は楽に打つ
厚い手
楽な打ち方・一間バサミ編
最大の急所
石の意味
相手の弱点をつく
相手の勢力を大きくさせない〔ほか〕