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完本 実録囲碁講談 (岩波現代文庫): 中山 典之: 本

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完本 実録囲碁講談 (岩波現代文庫)

完本 実録囲碁講談 (岩波現代文庫)

出版社/著者からの内容紹介

囲碁界の昭和3,40年代,それは呉清源,木谷實の両巨匠を筆頭に中堅・若手たちがしのぎを削る,まさに黄金時代であった.その頃プロの世界に入った著者が,記録係だったからこそ知りえた名人たちの息遣い,プロ棋士だからこそわかる勝負の厳しさ奥深さを,講談師ばりの名調子で語る.素人にも玄人にも楽しい囲碁エッセイ.

内容(「BOOK」データベースより)

囲碁界の昭和三、四十年代、それは呉清源、木谷実の両巨匠を筆頭に中堅・若手たちがしのぎを削る、まさに黄金時代であった。その頃プロの世界に入った著者が、記録係だったからこそ知りえた名人たちの息遣い、プロ棋士だからこそわかる勝負の厳しさ奥深さを、講談師ばりの名調子で語る。好評連載、全十八話を再現した新編集。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

中山 典之
1932年、長野県に生まれる。上田高校卒業。1953年、鈴木五良九段に入門、62年入段。現在、日本棋院棋士六段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次

蛤の重さ
戦慄の譜
秒針の轟き
落碁
除夜の入門
第二のドラマ
鳳雛の夢
近代の三舌
名将の揚言
盤側の秋風
盤側の春風
深夜の怪笑
桃源境
錯覚の芸
投了の芸術
一瞬の月光
玉石混淆
玉手箱の謎