囲碁の本

急所はどっちだ?

がむしゃらに相手の石を追っているだけで、攻めた気になっていませんか?
実は、攻めの目的は、石を取ることではなく、相手の石の形を崩して得をすることなのです。

本書は、攻めと守りのコツを、戦いの碁の第一人者・山田規三生九段が解説します。石の形の急所はもちろん、根拠の奪い方や、棒石やダンゴ石にする攻めの常用手段を、徹底的に伝授します。問題はすべて実戦でよく現れる形ばかりなので、効果テキメンです。
この一冊で、急所が一発で見えるようになり、攻めが飛躍的に強くなることは間違いありません!

戦いの碁の第一人者山田九段が、攻めと守りの急所を解説。基本形はもちろん、実戦の中での形まで、効果テキメンの形が満載。

山田 規三生
昭和47年、大阪府で生まれる。山下順源七段門下。平成元年入段、18年九段。日本棋院関西総本部所属。平成5年新鋭トーナメント優勝。9年第22期新人王戦優勝。同年第45期王座戦で初の七大タイトル獲得。10年新鋭トーナメント優勝。11年第8期竜星戦優勝。12年第5回三星火災杯準優勝。16年第29期碁聖戦挑戦者。18年第61期本因坊戦挑戦者。21年第57期王座戦挑戦者。名人戦リーグ入り7回。本因坊戦リーグ入り10回。平成4年棋道賞新人賞。6年棋道賞最多対局賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)