内容(「BOOK」データベースより)
いったい、「強くなる」とはどういうことでしょうか。ふつうは「学ぶ、打つ、習う」によって、碁の質が変わる状況をいいます。知識を得ても、実戦を積んでも、考えかたを変えなければ上の次元へは進めません。いままでの考えかたを白紙に戻し、新しい考えかたを身に付ければ、それが「上達」なのです。本書は、その「考えかた」に焦点を合わせてあります。三段飛びの最終段階ですから、少しむずかしいかもしれません。部分より全局を重視し、広い視野からの見かたを強調しています。かえって迷いを生じる人も少なくないのではないでしょうか。しかし、その迷いが上達のカギなのです。ある日、突然、出口が見えます。一勝できれば、そのあとは何十連勝もできるし、さらに上のランクに進んでも、その勢いは止まらないはずです。本書は、現在でなく、近い将来の勝率アップを目指していると理解していただきます。
内容(「MARC」データベースより)
「強くなる」というのは「勝率が上がる」ということ。知識を得ても、実戦を積んでも、考えかたを変えなければ上の次元へは進めない。「考えかた」に焦点を合わせた決め手を解説する。〈ソフトカバー〉