囲碁の本

一生懸命 ふまじめ ~囲碁トッププロの生き方~: 武宮 正樹: 本

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一生懸命 ふまじめ ~囲碁トッププロの生き方~

一生懸命 ふまじめ ~囲碁トッププロの生き方~

内容紹介

58歳、まだまだ強くなる!

自他ともに認める囲碁界きっての遊び人、武宮正樹九段。「囲碁の勉強は一日5分、ダンスは一日3時間」というほど、今はダンスに夢中。しかし58歳の今年、NHK杯準優勝、本因坊リーグ入りと、囲碁の成績は絶好調。この強さの秘密は何なのか!?
本書では、「楽しく生きて碁も強くなる」ための、武宮九段とっておきの発想法をお伝えします。囲碁が強くなるための考え方はもちろん、「ピンチそのものより平常心を失うことが危険」「考えすぎて、良くなる事はない」など、勝負と遊びの達人ならではの人生にも通じる思考法を、囲碁と日常生活の例を用いながら、わかりやすく伝えます。

囲碁が強くなりたい人はもちろん、人生を存分に楽しみたい人へのヒントもつまった一冊です。

内容(「BOOK」データベースより)

考え過ぎて、良くなる事はない、ピンチそのものより平常心を失うことが危険、心配しても心配しなくても結果は同じなどなど、楽しく生きて碁も強くなる、宇宙流発想法を伝授。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

武宮 正樹
昭和26年1月1日生まれ。東京都出身。田中三七一七段に師事。40年木谷實九段に入門。同年入段、52年九段。石田芳夫九段、加藤正夫九段と木谷門三羽烏の一人。43年、17歳で第5期プロ十傑戦八位入賞。46年第27期本因坊リーグ初参加。51年第31期本因坊位を獲得、63年まで通算6期本因坊位に就く。昭和63年、平成元年世界富士通杯二連覇。平成元年NHK杯、2年第28期十段戦で初の十段位獲得、3年、4年防衛。3年鶴聖戦初優勝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次

はじめに

序 章 父に学んだ「人生最高の教え」~「宇宙流」ができるまで~

祖母の遺言は「絶対に碁をさせるな」
人生最高の教え
私の「碁の原点」
「宇宙流」的な考え方

第1章 自分が打ちたいように、感じたままに打つ

碁が強くなりたいか? 今打っている碁に勝ちたいか?
打ちたいように打つとは、素直になること
なぜ「楽しむ」ことが素晴らしいか
考え過ぎて、良くなる事はない
碁は「感じて」打つもの
直感が一番素晴らしい
どうやって「直感」を鍛えるか
私の理想は「感じる碁」

第2章 碁から学んだこと・碁から学べること

一瞬一瞬、価値観は変わる
ピンチそのものより平常心を失うことが危険
規制が多いほど感性は育たない
自分で責任をとる以外ない
もっと良い世界があるのではないか?
人間は一人一人違うから楽しい
「命令」と「支配」が二大巨悪
「勝ちたい」はダメだが、闘志は必要
「主張」と「自分勝手」は別のもの
お金を使うか貯めるか
心配しても心配しなくても結果は同じ

第3章 独創力

独創力は皆もっている
自分が何歳なのか自覚がない
「人と同じだから安心」は、寂しい
良い所だけを学び、あとは自分がどうするか
独創力を持った棋士たち
私が会ってみたい過去の人
私は「結果」は考えない
私は人を羨まない
私はカレーが好き

第4章 武宮流「攻め」と「守り」

宇宙流は「地」にこだわらない
「模様」の考え方
武宮流の「攻め」
常に元気でありたい
身のほどを知る
武宮流の「最強の守り」
自分の打つ手が「定石」
白番はバランスが大切
16期ぶりの本因坊リーグ入り

第5章 清く、楽しく、美しく

人生は楽しんだほうが勝ち
「絶対に正しい」ことなどない
どんな「悪いこと」も悪くないかもしれない
「正しい」と決めつけるのは危ないこと
自分で選ぶことが大切
人に迷惑をかける自由は、「自由」ではない
私の考えは非常識か?
「忘れる」力
「後悔」より「反省」
「反省」するチャンスはいくらでもある
「自信」はいつ培われるか
「悔いのない手」は自信につながる
他人を非難する暇があるなら、楽しいことをやれ
美しいものを美しいと感じるか
私は基本的に「イエスマン」
ダンスに夢中
ダンスのおかげで頭がクリアになった
夢を持つ
たまにはイイカゲンに過ごす
男はイイカゲン
私の女性観
碁は楽しむもの
太陽のように生きる
歳と共にますます楽しく
私の夢